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 薬剤学分野は、1952年に九州大学医学部薬学科に薬剤学という名称で松村久吉先生を初代教授として開講された教室であり、現在で教室開講73年目を迎えます。1963年に井口定男先生が二代目の教授に就任され、翌年からは九州大学薬学部薬学科薬剤学となりました。また、井口先生は1978年に国立大学で初めて九州大学薬学研究科大学院に医療薬学関連の講座を設置される際にも大変ご尽力されました。1983年には後藤茂先生、1995年からは澤田康文先生、2005年より大戸茂弘先生が教授に就任され、研究室を主宰されてきました。私は2016年3月にグローカルヘルスケア分野の教授に就任し、2024年4月より分野名を「薬剤学」に変更して現在に至っています。この間、多くの諸先輩方が物理薬剤学、生物薬剤学、医療薬剤学に関する研究を推進され、全国の大学、大学病院、製薬企業、官公庁の機関でご活躍されています。多くの諸先輩方のお力添えの下、研究室の発展に邁進したいと思います。

             九州大学大学院薬学研究院薬剤学分野 教授 小柳 悟(博士(薬学))